逆説的な事実
専用のデスクトップアプリのほうがブラウザタブより最適化されているはずと思うかもしれません。Slackではその逆が事実です。SlackのデスクトップアプリはElectron製であり、それ自体がChromiumブラウザです。どちらを使っても結局Chromiumを動かしています。違いは、それが共有されているかどうかだけです。
ChromeやFirefoxでSlackを使う場合、タブはすでに動いているブラウザプロセスを共有します。Slackのために2つ目のChromiumをシステムに追加する必要はありません。「slack 重い」と感じる報告がブラウザ版より公式デスクトップ版に集中している根本的な理由はここにあります。
slackメモリ使用量の実際
slack メモリ 使用量を把握するうえで、軽い使用で30分後の、ワークスペース1つあたりの目安が参考になります:
| クライアント | おおよそのRAM | アイドル時CPU |
|---|---|---|
| Slackデスクトップアプリ | 400〜700 MB | 1〜5% |
| Chrome上のSlack | 150〜250 MB | 1%未満 |
| Firefox上のSlack | 120〜200 MB | 1%未満 |
| msga(ネイティブクライアント) | 60〜80 MB | 〜0% |
slack 重い ブラウザ版を使う場合のデメリット
slackメモリ使用量を抑えるためブラウザを選ぶ場合、実際のトレードオフがあります:
- システムトレイアイコンなし。タスクバーや通知エリアに未読バッジが表示されません。
- 通知の信頼性が低い。ブラウザ通知はタブが開いている必要があります。デスクトップアプリの通知はより確実です。
- 「Slackで開く」リンクが機能しない。
slack://プロトコルのリンクはブラウザタブでは動作しません。 - 一部のキーボードショートカットが使えない。ブラウザが一部のキー入力を横取りします。
実用的なアドバイス
サブのワークスペースについては、ブラウザが明確な選択です。slack メモリ 使用量の削減幅は大きく、機能のトレードオフは許容しやすいです。
メインのワークスペースで確実な通知とディープリンクが必要な場合は、ネイティブクライアントが理想的です。msgaはデスクトップアプリの体験(システムトレイ、確実な通知、slack://リンク)を提供しながら、Electronのメモリオーバーヘッドをなくします。slack 重い問題の根本原因であるElectronを使わず、同じワークスペースで400〜700 MBの代わりに60〜80 MB程度で動作します。